舌側矯正(裏側矯正)とは
治療を検討中の患者さまが一番気にされるのは、治療中の見た目の問題です。確かにわずらわしい装置を付けるのは誰でも抵抗があるもの。できるものなら、だれにも知られず矯正治療受けたいという方もいらっしゃるかと思います。
モデル、アナウンサー、営業の方など人前に出るお仕事の方に喜ばれている方法です。
歯の裏側から装置を装着する治療は、リンガル矯正・舌側(ぜっそく)矯正と呼ばれています。 この方法なら、見た目に矯正治療中ということがまったくわかりません。
一般的な矯正治療
表側の矯正
リンガル矯正
(上下裏側の矯正)
ハーフリンガル矯正
(上の歯だけ見えない矯正)
選べる3種類の装置
ALIASアリアスでも当院では対応
当院では従来の裏側矯正装置に比べて小さく、違和感の少ない、STbブラケットやALIASアリアスも選択することが可能です。
従来の舌側矯正(裏側矯正)
裏側矯正装置【STb】
裏側矯正装置【アリアス】
舌側矯正(裏側矯正)は歯の内側に装置を装着するため、舌に装置があたります。また、話しづらいというデメリットもあります。従来のブラケットの厚みが約3mmであるのに対して、STbブラケットは約1.5mmですので舌感(舌がブラケットにあたるときに感じる感触)があまりありません。
メリットデメリット
■ リンガル矯正(上下ともに裏側)
装置を歯の裏側につけるので、表側からは見えません。
メリット
- 装置がほとんど目立たない
- 歯の表側に装置をつけないため、装置の厚みによる口元の突出感がない
デメリット
- 表側矯正と比べると、発音・舌の違和感がある
- 歯みがきがしづらい
■ ハーフリンガル矯正(上:裏側 下:表側)
下の歯の装置は下唇に隠れてしまうため、比較的装置が目立たず、また下あごの裏側に装置をつけない発音のしづらさや舌への不快感がほとんどありません。
メリット
- 装置がほとんど目立たない
- 上の歯の表側に装置をつけないため、装置の厚みによる口元の突出感がない
- リンガル矯正と比べ料金が安い
デメリット
- 表側矯正と比べると、発音・舌の違和感がある
舌側矯正(裏側矯正)の症例紹介
性別 女性|年齢 26歳
主訴 | 八重歯 |
治療装置 | 上下裏側矯正装置 アンカースクリュー |
抜歯 | 上顎左右小臼歯 2本 |
治療期間 | 2年 |
上顎八重歯を解消するために、上顎左右小臼歯の抜歯を行い歯を配列しました。下顎は先天的に永久歯が2本不足していました。
矯正前
治療中
治療後
お顔の変化
治療費概算
検査診断料 | ¥50,000+tax |
上下裏側矯正装置 | ¥1,200,000+tax |
アンカースクリュー | ¥30,000×2+tax |
処置料 | ¥7,000+tax /毎回 |
※ 料金は治療時の金額です。物価により変動することがあります。
舌側矯正(裏側矯正)に関するよくある質問
当院では、矯正相談(カウンセリング)を無料で行っています。カウンセリングを受診したからといって当院で治療をしなければならないということはございません。
詳しく話を聞きたいという方は、無料カウンセリングもご利用下さい。